※封筒の寸法は、全てミリ単位で計ります ※各封筒のアニメーションの図はすべて裏面から見ています
既製品封筒のスミ貼りは、左スミ貼り(表から見て貼り合せが左にくるもの)だけです。 では、なぜ右と左のスミ貼りが存在するかというと、窓の位置と貼り合せの関係で、製袋加工時のデメリットを補う形で考え出され現在に定着しています。 又、製袋機の構造上などの理由もありますが、やはり一番は別製(オーダメイド)封筒での「窓位置と貼り合せの関係」が上げられます。
洋封筒カマス貼り展開図での名称 ※上図はカマス貼り展開図です。内・外と貼り方に 2種類ありますが展開図は同じとなります。
天立(てんたて)とは、封筒のベロの部分をあけた状態(折らずにそのまま)をいいます。逆にベロ部分を閉じた状態のものを、口折り(くちおり)と呼びます。 通常、和封筒・洋封筒問わず納品時は天立てで仕上がっています。ただし例外として洋封筒のアラビア糊が付いたものは、口折りで仕上がっています。
△洋封筒内カマス貼り △洋封筒外カマス貼り
洋封筒では、天地の寸法に対して折り返しが短くなっています。ここの隙間を「ベロスジと折り返しの距離」と呼んでいます。 ここは、自動封入機(インサータ※)に関係してきます。メーリング業者が寸法指定をしてくることがあるので確認しましょう。 ※自動封入機(インサータ) ;封筒に内容物を自動的に入れ、封緘(ふうかん)する機械。