窓と封筒の抜き加工の関係
 

抜きの形状

(1) エキセン抜き機……………エキセン刃を指定寸法にセットし、刃の上下運動によって300〜500枚程一度に型抜きにできる。

(2) ビク(トムソン)抜き機……用途に合せ抜き型を作成。ハイデルベルク社製打ち抜き機によって一枚ずつ型抜きする。(複数窓・変型形状窓・ミシン・ジッパー…etc)

「エキセン抜き」は、コストが安く、紙を捨てる部分が少ないので、紙代も最小限に抑えられて経済的です。窓型寸法の種類も数多くそろえているため、和封筒・洋封筒問わず窓付き封筒(1つ窓)にも、お客様のニーズである「早く・安く・良いもの」に十分応えられます。
「ビク抜き」は、当工場の場合1つ窓で指定の窓型寸法がない場合や近い寸法で代用することが出来ない場合、又2つ窓以上の複数窓の場合にビク抜き加工になります。メリットとしては、先にもあげた複数窓・変型形状窓・ミシン・ジッパー・封筒形状外形の角丸等の多用途に対応できることと、抜き加工時の誤差がエキセン抜き加工時よりも少なく抑えられるなどがあげられます。ただし、デメリットとして抜き型代・紙の取り都合が悪くなることによっての紙代・作業代を含めトータルでのコストが高くなってしまうという事が上げられます。

窓付き封筒でエキセン抜きでの「早く・安く・良いもの」を揃えた封筒を作る場合、指定の窓型寸法を工場が保有しているかによって抜き加工が左右されることがあります。

※当工場では「安く・早く・良いもの」というお客様のニーズに応えるために、現在保有していない窓型寸法に対しても、ご要望の多い寸法に対しては随時増やしています。

 
   
 
 

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